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救命救急講習会

2月6日、環翠楼の大広間にて「救命救急講習会」が行われました。
阿賀野市消防署かがやき分署から隊員の方に来ておこしいただきまして
一次救命処置(心肺蘇生とAED)により救命率が向上することを一から詳しく学びました。

いざという時に人を救うためには、
応急手当の知識と技術を持つことが必要です。
けれども、もし、目の前で誰かが倒れてしまったら、
倒れている人を見つけたら、実際に行動に移せるかどうかが問題です。

自ら実戦して身につけることで、
自信と知識を高めるという意識付けに効果的ではないかと、
今回の講習会を行うことになりました。

マネキンに対して胸骨圧迫を実践

判断がつかない場合や迷った場合はすぐに始めることが推奨されているそうです。
骨が折れることもあるかもしれないけれど、それよりも命を守ることが一番。
体格によってかわってきますが、5センチ(単3乾電池の長さ)位、沈むように圧迫。

肘をまっすぐに伸ばし、手の付け根に体重をかけて圧迫します。
思っている以上に力が必要で驚きました。
中断しないよう、テンポが遅くなったり早くなったりしないよう、
数人周りにいる場合は協力して交代しながら行うと良いのだそうです。

環翠楼にはAEDを設置しているので、こちらも活用すること。
開ける機会はなかなかないので消防隊員の山崎さんにお願いし開けてもらいました。
みんなおっかなびっくり。

蓋をあけて、電極パッドを取り出すと自動で電源が入るので、
そのまま流れてくる音声ガイダンスに従い使用します。

汗や水で体が濡れていたら拭くこと、
アクセサリーなどがパッドの下にこないよう
気をつけて貼り付けること、
身体の小さな子供などにはパッド同士が触れ合わないよう、
胸と背中に貼るようにすること、
ペースメーカーなどが身体の中に入っている場合は
できるだけその膨らみを避けて貼るようにすること

AEDが心電図を解析して電気ショックが必要な場合は、
近くに人が寄らないよう気をつける

ショックを行った後、
電気ショックが不要と判断された場合でも
すぐに胸骨圧迫を再開すること

救急隊員が到着するまで、たとえ、倒れた人の意識が戻ったとしてもパッドは貼ったままにしておくこと

環翠楼のスタッフ皆、しっかり話を聞いて取り組んでいました。

途中、「救急車を呼んでください!」
「AEDを持ってきてください!」などと呼びかけの練習があるのですが、
真剣に「LEDを持ってきてください!」と叫んだ仲居さんもいました。
電気だろ、それは。。。と笑いが起きていましたが、万が一の時は誰もがAEDを取りに走るでしょう。

一時間半の講習会でしたが、本当によい機会だったなぁと思います。
定期的にこのような事ができたら良いなぁと思いました。

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