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冬至を祝う

今日は冬至。環翠楼のお風呂に浮かべる柚子を用意しました。

昼間が最も短くて夜が長い。太陽の力が最も弱くなる日です。昔は冬至の日は「死に一番近い日」などと言われ、その厄を払うために体を温め、無病息災を祈っていました。柚子は香りが強く、強い香りには邪気が寄り付かないという考えから、湯船に浮かべ始めたそうです。

血行を促進して冷え性を暖和したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果もありますし、その強い香りがリラックス効果も!昔からの伝統的な行事は今の生活においても理に適っているのだなぁとしみじみ思います。

さて、弱さのピークを迎えれば、あとは復活の始まりです。太陽の力の復活のお祝い、そして古くは一年の始まりだったそうです。今晩柚子湯に浸かって、お客様が一年元気に過ごせますように!

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